フィリピンでタクシーに乗るときに自分なりに気をつけている事
タクシーが危険な乗り物なんて日本に住んでいる日本人なら想像もしないですよね。
後部座席に乗っていて横付けしてきたバイクに撃ち殺されるとかも耳にします。
そこまでいかなくても、誘拐されて窃盗にあったり、
そもそもぼったくられるなんて日常茶飯事です。
(額は大したことないからといって諦めて払っちゃう日本人がいるから
僕みたいな貧乏在比男も被害にあっているのだと思います。)
続きですが、中には日本人を乗せたがらないドライバーもいるそうです。(トラブルに巻き込まれたくないから)
フィリピンでは『絶対安全』なんてものはないのです。
もちろん外から撃ち殺されるのを防ぐ事は不可能でしょうが、
自分なりにある程度気をつけることで、
そういった危険から身を守る事ができます。
今回は我流ですが、コツ的なものを紹介します。
コツ①『キレイなタクシーには、キレイな心が宿る』
そんな言い伝えはありませんが、でも本当にそうだと思います。
よくボコボコにぶつけたまま修理していないタクシーを見かけますが、
そんなドライバーとそんな会社の程度なんて知れていますよね。
コツ② 『危険なタクシー皆で乗れば怖くない』
フィリピンでは知らない人とタクシーの相乗りなんてこともたまにあります。
でもこの『皆で乗る』というのは相乗りのことじゃないですよ。
『タクシー乗り場を使う』という選択肢です。
マニラの殆どのデパートやホテルなどの周辺には、
タクシー乗り場が設けてあります。
そこには普段から長蛇の列ができる事もあるので、
本来なら避けたいところですが、今回はそれを利用しちゃいます。
なぜなら、乗り場に来るタクシーの運転手は客を選べないからです。
この人口爆発中のフィリピンで外国人の客を乗せるなんて稀。
ましてやそのドライバーが悪い考えを起こす人なんてことも稀。
こうやって確率を下げていきましょう。
道端で手をあげているということは、向こうに
『金を持っていそうか否か』の吟味の時間を与えてしまうことになります。
それを避けるためにも、是非並んでタクシー乗り場を利用しましょう。
コツ③『タクシーに乗る前に、タクシーの写真を撮って(かそのフリをして) 誰かに送ったよ的な(もしくはそれ風の)動作を見せつける』
タクシーを止めたあとは、
少し待たせてもいいので車体の写真をスマホで撮りましょう。
ドライバーの顔は撮れなくても、車番や会社の電話番号などがわかればバッチリです。
代わりはいくらでも存在するタクシードライバー。
会社の面汚しなど早々に首チョンパです。
これだけタイトルに何のひねりもないけど、
実は一番効果があるのではないかと自負してます。
『用心深く写真を撮るという図太い性格の持ち主』
というところをわかってもらえると大吉。
どうでしたか?フィリピンのタクシーは悪い噂しか聞きませんが、
少しのコツで、危険に晒される率をかなり下げることが可能かと思います。
ちなみに余談ですが、
先日、友人2人とパサイからグリーンヒルズへ行くためにタクシーを拾おうとしていました。パサイは交通量も多い栄えた場所なので、タクシーを捕まえるのがなかなか大変でした。そしてようやく一台捕まえて乗り込んだら、「オェ・・・」悪臭がやばい。
とはいえフィリピン在住の我々一行は悪臭には慣れていますので、とりあえず我慢。
そのまま車は発進しました。しばらく走るとドライバーは、ガソリンスタンドに車を寄せました。ガソリン入れるのかと思いきや、いきなり外のゴミ箱に立ちションしようとしてるではないですか。すかさず店員さんが止めに入って、他でやってこいというような会話をしていました。その瞬間、店員が何か異変(異臭)に気づいて、運転手の股間を凝視し始める。
なんとその運転手、おしっことうんこを漏らしているではないですか・・・。
まさかと思い、恐る恐る運転席のシートを見ると、 案の定ユーラシア大陸型のシミに、茶色い粘性のものがくっついていました。これはアカーン!と思いましたが、その時はそのドライバーのタクシードライバー魂に敬服してしまった自分たちがいたので、結局目的地までそのタクシーで訪れました。いやあ吐き気やばかった。
ドライバーの鑑のオッサンに拍手。もう絶対乗りたくないけど。